【H様邸】
冬のお風呂の寒さや、夏の夕暮れの強すぎる西日が悩みの種で、断熱に興味を持っていたH様。 老後の暮らしやすさや隣に住む息子さんご家族との時間を考えて、ご夫婦で暮らす築33年の自宅の一階部分を思い切って一新することに。
「気になっていたことを色々聞いていただいているうちにやりたいことがどんどん出てきて、せっかくだから暮らしやすい間取りから変えようということになりました。1階が工事中でも2階に住んでいられるというのも、背中を押してくれた理由のひとつです」
リフォーム前の家は動線が悪く、部屋の中に障害物や使用していないカウンターなどがあり、全体を狭くしていました。
それが間取りを変えることで、キッチンは広々と使いやすく、洗面所には脱衣スペースを十分に確保できるように生まれかわったのです。
また今後年齢を重ねてからの使い勝手にも十分に配慮し、キッチン収納は手が届きやすい高さに設計。
使いやすく収納力もあるちょっとおしゃれなカフェ風キッチンバックで、視覚的にもますます開放的な印象になりました
機能性を重視しながら、好みのテイストを詰めこむことにもこだわって、キッチンの配色や床材、壁の色など、すべてにおいて満足のいく空間を作り上げました。
「一番悩んだのは壁の色です。担当者さんが、リフォーム前の家に家族の写真をたくさん飾っていたのをご覧になって、
アクセントになるペイントで壁をアートギャラリーのようにすることをご提案くださったんです。
ですが大胆な色を使うのは勇気がいることで、どんな色を選ぶか、とても迷ってしまって。たくさんご相談させていただいて、イギリスの塗料ファローアンドボール社の光の陰影が美しい色でアートギャラリーが完成しました」
床材は明るく自然な色味で、遠赤外線を発するものを採用。足にやさしい感じが気に入っていて、健康効果も期待しています。
隣に住む息子さん家族とは毎日のように行き来があり、H様のお住まいは日常的にお孫さんの遊びスペースにもなっているそう。
今回のリフォームはH様ご夫妻はもちろん、多くの時間を共有するお子さま達にとってもさらに快適な暮らしを叶えることができました。